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GI値ってなんですか?

GI値

A. GI値は、日本語で「食後血糖上昇指数」と言われることもありますが、ブドウ糖を摂取した後の血糖値上昇率を100として、それを基準に、同量摂取したときの食品ごとの血糖上昇率をパーセンテージで表した数値のことです。

GI値が高いほど食後の血糖値を上げやすく、低いほど上げにくくなります。


gi値

ただ、GI値は、調理や加工方法、組み合わせや咀嚼回数などによっても変わります。


・GI値が高いものでも、牛乳や酢、食物繊維を組み合わせると、GI値が下がるようです。

・長くゆでたり、すりおろす、つぶす、といった調理は、吸収率を高めてしまいます。食物繊維を残すことがポイント。

・食物繊維は消化に手間取り、急激な血糖値の上昇を抑えてくれます。だから、食物繊維を多く含む野菜などを先に食べ、そのあとにご飯や肉類などを食べると消化が遅れ、血糖値の上昇が穏やかになります。




◆カロリーとGI値

食事療法<ダイエット>というと、カロリーばかり気にしがちです。
でも、カロリーが低くてもGI値が高いものもあれば、その逆もあります

例えば、じゃがいもと人参は、カロリーが低めでも、GI値が高いことで知られています。(調理方法などにもよりますが…)


ただ、糖質を気にすれば、カロリーやその他について、気にしなくてもいい、ということでは決してありません。
食べすぎれば太りますし、エネルギー摂取が多すぎると血糖値は上がります。


◆やり過ぎは厳禁! 

ブドウ糖は大事なエネルギー源です。
適度な運動により、蓄えたエネルギーを使うことも忘れずに!!

問題は、糖質の穴を何で埋めるか、ということなんです。

それから、糖質制限食(糖質制限ダイエット)を長期間続けた場合の安全性については、まだ、しっかりとした検証がなされていません。
何事も「極端」「やりすぎ」はいけません。


GI値の低い食品やその組み合わせを上手に選び、「制限」「我慢」ではなく「管理」「うまく付き合う」という方法で、健康な毎日を送りたいものです。



◆菊芋は「芋」ではなくでんぷんを含みません。たくさん食べても血糖値に影響しないだけでなく、一緒に摂った食べ物の糖質・コレステロール・塩分の吸収を抑え、血糖値の上昇を穏やかにする働きがあります。
ぜひ、お役立てください。




※菊芋について、もっと知りたい方はこちら。



※菊芋商品はこちらでご紹介しています。


低インスリンダイエットってなあに?

低インスリンダイエット

A. インスリンの分泌を抑えて、脂肪をため込まないようにしよう、というダイエット方法です。


インスリンは
1、血液中のブドウ糖を体のいろんなところに届ける働きと
2、余ったブドウ糖を、脂肪細胞に運ぶ働きをします。

ブドウ糖は、体の大切なエネルギー源。インスリンはそれを必要なところに届けてくれる、大事の働きをするんですね。そして、ブドウ糖がエネルギーとして使われることで、血液中の糖の濃度が下がるという仕組みです。
インスリンは、血糖値を下げてくれる唯一のホルモンです。
(もともと人間は、ほどほどの食事しかできなかったので、血糖値を下げるホルモンは、そんなに必要ではなったようです)

でも、インスリンは余ったブドウ糖を「脂肪細胞」に運んでしまうことから、インスリンは「肥満ホルモン」なんて呼ばれてしまっています。


このように、インスリンはとても大事なホルモンですが、同時に厄介なホルモンとも言えることから、インスリンが必要以上に分泌されないようにしよう、というのが、「低インスリンダイエット」です。


インスリンは、血糖値が上がることで分泌されることから、低インスリンダイエットは「血糖値の上昇を穏やかにすることでインスリンの分泌を抑える食事療法」ということになりますね。

ポイントは、糖質の吸収を抑えること(血糖値コントロール)=
血糖値の上昇を穏やかにすること。



※詳しいことは、このコーナーのトップ「糖質制限ってどうして必要なの?」をご覧ください。



※糖質制限に役立つ「菊芋」については、こちらをどうぞ。



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