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桑の葉は糖質制限に役立つの?





A. 役立ちます。

どんなふうに役立つのか、説明しましょう。




『α-グルコシダーゼ』は、小腸の壁にくっついて二糖類が来るのを待っています。二糖類がやってくると結びつき、二糖類を分解させて単糖類にしてしまいます。

糖類は単糖類になってはじめて吸収されるので、『α-グルコシダーゼ』が糖質の分解の仕上げをしている、といえますね。


それを邪魔するのが桑の葉の「DNJ」という成分です。







桑の葉カイコの餌で知られている桑の葉ですが、古くから漢方薬として用いられるほど栄養が豊富です。特に注目されているのは「DNJ(1-デオキシノジリマイシン)」という成分。


「DNJ」は、桑の葉以外でも見られる成分ですが、桑の葉の固有成分、といわれるほど、桑の葉にダントツで多く含まれています。
小腸にある「α-グルコシダーゼ」という酵素
は、糖質と結
合して分解し、単糖類(吸収される大きさ)にする働きをします。

この「DNJ」は糖質(ブドウ糖)によく似ているため、二糖類が入ってくる前に小腸に「DNJ」が存在していると、「αーグルコシダーゼ」は「DNJ」と結合してしまい、本来分解するはずだった二糖類が入ってきても結合(分解)しない、ということが分かっています。

※この働きについては、糖尿病患者に対する臨床実験でも実証され、肥満学会では、「医薬品として販売されている糖吸収抑制薬とほぼ同等の効果がある」と認めています。(2002年第23回肥満学会発表)

※桑の葉(「DNJ」)は、食事で摂取する糖質に先回りするために、食事の15分くらい前から食中にかけて摂ることが必要です。

※糖分(ブドウ糖)は脳や心筋などの大切な栄養源。「DNJ」は糖分の吸収を完全にブロックするものではなく、穏やかに時間をかけて吸収させていくものといわれています。



◆糖質制限に役立つ「菊芋」と「桑の葉」

糖の吸収を抑えて血糖値の上昇を穏やかにする、ということでは「菊芋」が注目されていますが、「菊芋」と「桑の葉」では、その方法が違います。






菊芋…余分な糖質を包み込んでしまうので、糖の吸収が抑えられる。

桑の葉…糖を分解する酵素の働きを邪魔することで、糖の吸収を抑える。


働きが違うから、どちらもうまく取り入れたいですね。



















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